男性の胃袋をつかむ(喜ぶ・好きな)料理でHAPPY LIFE

 

新婚の女性の方へ

 

ご結婚、おめでとうございます。

家事はけっこう重労働なので、一人暮らしをしているなどして慣れている方以外は、最初かなり大変かもしれません。

 

ワタシが結婚した時、女性の先輩から、

「結婚してから半年くらいに、奥さんが熱を出して寝込むらしいよ。慣れない家事に疲れが出るみたい。私の先輩も私もそうだったから、気を付けてね~。」

と言われました。

 

その通りになりました(涙)。

 

結婚は人生の一大イベントで、結婚前も後もしなければならないことが多いので、自分で気付かないだけで、意外と疲れが溜まってしまうのだと思います。

結婚したばかりの方は無理をしないでくださいね~

 

男性が喜ぶ料理

 

ところで、結婚して毎日食事を作らないといけなくなると、料理が大好きで全然苦にならないという人ならいいのですが、そうでないとけっこう大変ですよね。

 

結婚したばかりの時は、パートナーにおいしいモノを食べさせてあげたいと思うかもしれませんが、初めはなるべく簡単なモノを選んで作るようにし、慣れてから凝ったモノに挑戦したらいいと思います。

 

うれしいことに一般的に男性は、凝ったオシャレなモノより、単純な味付けで普通の家庭料理の方が好きだったりするみたいです。

 

 

人によって違うとは思いますが、一般的に男性はオシャレなモノを少しずつたくさんより、

保守的でガッツリしたおかずをド~ンと1皿おなかいっぱい食べる方が好きなようです。

 

「男性は食卓にお皿(おかずの数)が多いほど喜ぶから、灰皿も置いておけ」という言葉を聞いたことがあるのですが、『おかずが数多くある』といっても、男性は『少量のおかずが数多くある』より『メインのおかずがド~ンとたくさんあって、他に脇役のおかずが数多くある』が好きなんだなぁと思いました。

 

家でくつろぎながら、好きなおかずとご飯をおなかいっぱい食べたいという感じでしょうか…

なので、凝ったモノを作るより、簡単なモノを出した方が喜ばれたりします。

 

この前NHKで放送された『女子的生活』で、「男子の舌は中2のまま」みたいなセリフがありましたが、男性の食の好みはシンプル(単純)で定番な料理・和食・中華料理・洋食屋さんで出てくるような料理(本格的なフランス料理などではなく)・肉や油を使った料理といったところが一般的なストライクゾーンのようです。

 

具体的には、

ステーキ・唐揚げ・天ぷら・

すき焼き肉じゃが・味噌汁(豚汁)・

刺身・寿司・焼き魚・生姜焼き

肉野菜炒め(回鍋肉青椒肉絲)・麻婆豆腐

ハンバーグカレーライス・フライなど…

 ↑青文字のメニューは、タップすると当サイトのレシピページにとびます。

 

みたいですね~。

 

とは言っても人によって好みが違うので(たまに、洋食メニューより本格的なフランス料理の方が好きな男性も…)パートナーの方に直接、「何、食べたい?」と聞いて、それを作るのが一番いいと思います。

 

作り方はパートナーの方のお母様に聞くのが一番いいと思いますが、(男性は食事に関して保守的なようで、結局食べなれてる『母の味』が好みのようなので…)

 

そうでないなら、料理本やウェブで検索して一般的な作り方で作ることをおススメします。

 

最初はアレンジしないで書いてある通りに作って、パートナーの反応を見てからアレンジしていくといいと思います。

 

男性は濃い味付けが好き

 

男性は一般的に、濃い味付けが好きみたいですね。

妻としては、健康を考えて薄味にしたいところですが、薄すぎると男性は食べてくれなくなるので、ほどほどがいいのかなと思います。

 

男性が女性より濃い味を好むのは、女性より体が大きく筋肉量も多いため、女性より塩分が必要だからとも言われています。

なので、女性の薄味は男性からすると薄すぎに感じるのかもしれません。

 

まずは、女性の普通の濃さで作って、血液検査などで血圧が高いようなら、徐々に薄味にしていくといいのではないかと思います。

 

血圧に問題がないなら、1日の推奨塩分摂取量は摂っても問題ないと思いますので、その範囲で味付けしたらいいのではないでしょうか。

 

ちなみに、 厚生労働省推奨の1日の塩分摂取量は、

厚生労働省の1日あたりの

塩分摂取量の目標値※1

男性・・    8g
女性・・    7g
高血圧学会の1日あたりの

塩分摂取量の推奨値※2

6g未満
WHO世界保険機関の

1日の塩分量の目標値※3

5g未満
実際の日本人1日あたりの

平均塩分摂取量※4

男性・・11.1g
女性・・  9.4g

※1…厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2015年版)』

※2…日本高血圧学会減塩委員会よりの提言(2012年7月:2016年6月修正)

※3…2013年の世界保健機関(WHO)の一般成人向けガイドライン

※4…厚生労働省『平成25年国民健康・栄養調査結果の概要』

 

 

ただし、 人間が生きていくのに必要な1日の塩分量は、わずか1~2gだそうです。

たったそれだけでいいなんて、 ビックリですね。

 

(とはいえ、暑い時期、大量に発汗した時は、適量の塩分を速やかに摂取した方がいいのでご注意ください。)

 

ここから考えると、だいたい、

朝食…2g

昼食…2~3g

夕食…3g

の割合でしょうか…。

 

ご参考までに、食塩相当量はだいたいこのくらいだそうです。

  小さじ1 大さじ1
食塩 6g 18g
食塩(天然) 5g 15g
濃口しょうゆ 0.9g 2.7g
味噌(淡色からみそ) 0.5g 1.5g
味噌(甘みそ) 0.23g 0.7g
ウスターソース 0.43g 1.3g
トマトケチャップ 0.2g 0.6g
マヨネーズ 0.1g 0.3g

※財団法人日本食生活協会『食生活改善推進員食育テキスト』

 

ワタシは夕食だけは使う塩分量に気をつけて、

汁物1g

おかず全部で2g

くらいになるべく収まるよう、味付けをする時気を付けるようにしています。

(できるだけ…ですが。)

 

おかず全部で塩分量が多くなる時は、汁物を省いたりしています。

(汁物をつけると塩分量が多くなりやすいそうなので、汁物は1日1~2回に抑えた方がいいそうです。)

 

魚の煮付けなどは、煮汁があまって、すべて体の中に入るわけではなかったりしますので、そういう料理の時は多めの塩分を使ってもいいのではないかとは思っています。

 

栄養のバランス

 

栄養のバランスですが、わかりやすかったのが、簡単ですが、厚生労働省のポスターで見た、お弁当箱になぞらえて、

肉・

魚など

蛋白質

 野 菜
 

ご飯

 

ご飯 : 肉・魚 : 野菜  の割合が

 3  :  1~1.5  :2~1.5

というものです。

 

それまでのワタシは、ご飯多め、肉・魚少なめ、野菜少なめ、でした。

 

ご飯を少し減らして、肉・魚&野菜を増やしたら、疲れにくく体も締まり(少し痩せて、むくみがなくなり)ました。風邪もひきにくくなったような気がします。

 

体にいいためか、これくらいの割合だと、オットも野菜を全部食べてくれます。

 

おかげさまで、オットとワタシはアラフィフですが、今のところ2人とも血液検査など健康診断では、問題なくきています。

 

胃袋をつかむ

 

栄養のバランスのいい食事を摂ると、おなかが空きにくくて、イライラせず、気分が落ち着き、仕事に集中できると思います。

 

血糖値が落ち着いた動きをするからなのではないかと思いますが…。

 

そうすると、男性は、自分の好きな料理を、自分の好きな味付けで作ってくれ、食べるとおなかが空きにくくて、気分が落ち着く料理を作ってくれる妻の手料理が食べたくて、ルンルンしながら家に帰ってくるようになるのではないでしょうか。

 

これが、

『男性の胃袋をつかむ』

ということなのかなと思います。

 

節約料理は反応を見ながら…

 

ワタシは結婚したばかりの時、自分があまりお肉が好きでなかったので(今は好きですが…)、値段の張るお肉が少なめの食卓でした。

 

そのため、食卓に出てくるお肉の量が少なくてオットは不満だったようです。

 

他にも、シソなどの付け合せの野菜などが、2人しか食べないのにわざわざ買うのがちょっともったいなくて、買わないで済ませたり、逆に、八宝菜用に筍などを買った時には、使い切らないともったいないと思って、適量以上に入れてしまって、かえっておいしくなくしてしまったりしていました。

 

節約も大事ですが、オット(家族)の反応を見ながら、許容範囲内でするのがいいと思います。

 

男性の帰巣本能を…

 

ワタシは小さい頃から料理やお菓子作りの本を読むのが好きで、作るのも好きだったので、結婚しても自分は料理ができるものだと思っていたのですが、実際に始めてみると自分のレパートリーが圧倒的に少なくて、毎日食事を作るのに、持っていた料理本で作れるモノを探してから、なんとか作るような有様でした。

 

そこで簡単そうな料理本を買って、それを見てメニューを決め、材料を買い、作っていったわけですが、最初の頃は本当に疲れました

 

本を見なくても材料を買ったり作ったりができるようになったのは、3か月くらいしてからだったと思います。

 

その頃は、本を見て作っていても、勝手に材料や手間を省いたりしていたので、味はイマイチでした。

 

オットにワタシの料理の感想を聞いたら、「まずくはないけど、味に深みがない感じ。」と言われました。

 

その頃は、肉や魚に下味の塩・コショウをするのが面倒で省いていたのですが、料理教室で、キチンと下味で塩・コショウしてから調理した料理を食べて、そのおいしさの違いにビックリし、それからはちゃんとするようになりました。

 

タンパク質の食材は特に、調理前に塩をしておくと出来上がりの味が断然おいしいですね~。

 

「調理の最後に味付けするから最初の塩は省いていいや。」と思っていたのですが、やはり意味のある一手間だったことがわかりました。

 

この頃から簡単にですが、ダシも昆布とカツオ節を使うようになりました。

 

コドモが生まれてからになりましたが、機会があって料理教室に少し通い、その後、保健所の料理(栄養)講習を受けたんです。

 

この教室や講習で、実際に作りながら教えてもらってから、ワタシの料理の腕が上達したようです(オットの話だと…)

 

ワタシ自身、この時、省いても大丈夫な手間と省かない方がいい手間がわかったように思います。

 

基本的にめんどくさがりなので、料理の腕はまだまだですが、ブログには、その時わかったことなどを忘れないように書いておきたいと思っています。

 

参考にしていただけたら、幸いです。

 

戦争中、多くの女性が不満だったことはオシャレができなかったことで、多くの男性が不満だったことは食事だったそうです。

 

女性が思っている以上に、男性にとっては食事が重要みたいですね

 

とはいえ、あまりに手のかかる料理では、女性の負担が大きくて大変ですから、(「家事のし過ぎは、国をほろぼす」とか言われ始めていますね。一理あると思います。)負担にならないようにしながら、パートナーの喜ぶ料理を作って、男性の帰巣本能をくすぐれたらいいなと思っています 🙂

 

 

♥最後まで読んでくださり、ありがとうございました♥

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