数年前から「アーモンドミルク」という飲料が、スーパーなどでも見られるようになりました。
欧米の家庭では古くから作られていましたが、
近年健康志向が高まり、海外のスーパーモデル達の利用が多くなるにしたがって、日本でも取り上げられるようになってきたようです。
美容だけでなく、健康にも効果が高いことから、高齢者にもおススメの食品です。
2018年01月27日発行「朝日新聞be」にも、「アーモンドミルク」が取り上げられていました。
アーモンドミルクとは…
「アーモンドミルク」は、アーモンドを水に浸けて、砕いて、しぼりとった液体です。
アーモンドミルクの作り方
生アーモンドを12時間以上水に浸す
↓
ザルに上げ、軽く水で洗う
↓
アーモンドと水をミキサーで細かく砕く
↓
布巾などで絞り、絞り取った液がアーモンドミルク
(しぼりかすは「アーモンドパルプ」と呼ばれ、クッキーなどに利用可能。)
生アーモンドを水に浸ける理由
ナッツ類は、条件の良い場所で子孫を残せるよう、どこでも構わず発芽しないように「酵素抑制物質」によって眠らされた状態にあります。
これが働いたまま食べると、消化吸収がうまくできず、アーモンドの栄養も最大限に摂ることができません。
ところが、
水に浸けることによって、「酵素抑制物質」が解除されて発芽スイッチが入り、栄養も最大にアップします。
ただし、水に浸けたアーモンドはそのままで保存できません。
アーモンドミルクの良さ
栄養価が高い
抗酸化作用を持つビタミンE
生活習慣病予防効果のあるビタミンB2
コレステロール調整能力のある不飽和脂肪酸
カルシウムや鉄などのミネラル
オレイン酸などが豊富
脂肪・糖質・コレステロールが低くてヘルシー
牛乳とちがって、乳糖やコレステロールを含まないので、乳糖不耐症の方でも飲むことができます。
米国のアーモンド会社ブルーダイヤモンドグロワーズが販売するアーモンドミルク「アーモンド・ブリーズ(砂糖不使用)」は、
200ml中
エネルギーは28kcalで牛乳(無調整)の1/5、
糖質は1g、
コレステロールは0g、
また、クセが少ないので、豆乳より飲みやすい点もあります。
さらに、脂肪は低脂肪牛乳や調整豆乳の約半分しかありません。
その脂肪も、アーモンドの脂肪は不飽和脂肪酸という良質な脂肪です。
だから、美容にも健康にもいいので、海外のモデル達も活用しているのです。
摂りやすい
アーモンドを食べるより、ミルクなら「飲むだけ」なので、摂取しやすい点があります。
コーヒーや紅茶、ココアなどの飲み物に加えたり、料理やお菓子作りなどにも利用することもできます。
先日放送されていたTV番組で、アーモンドミルクを使った鍋のレシピを紹介していました。
最後に…
「アーモンドミルク」は栄養価が高くて、摂りやすいという、メリットが多い食品ですね。
美容にも健康にもいいので、家族みんなで利用できる食品だと思いました。
味は、豆乳より「甘くもなく、苦くもなく、サラッとしている」感じでした。
ナッツのせいか、油っぽいコクがあるように思います。
ワタシの場合は、コーヒーや紅茶に入れるとおいしそう♪と思いました。
♥最後まで読んでくださり、ありがとうございました♥